ラテックスチューブのススメ
交換すると走りが変わると言われているアイテムの代表はホイールでしょうか。
そのホイールに装着されるタイヤも効果が高いとされています。
同じく、回転部分外周部にあるものの、普段はタイヤの中に隠れて見えないチューブも実は大きな差が出ます。
高性能なタイヤを使うなら、その中にはラテックスチューブを入れることをオススメします。
MICHELIN LATEX AIRCOMP A1
(左から)
700×18/20C バルブ長:36mm
700×22/23C バルブ長:40mm
700×22/23C バルブ長:60mm
価格はすべて2,400円(税抜、1本)
チューブと思うと正直価格は高いです。
でもそれだけの効果はあります。
一般的なチューブは「ブチル」と呼ばれる合成ゴムを使用しています。
一方「ラテックス」は天然ゴムを使っています。
ミシュランの製品は写真のようにグリーンなのでひと目でわかります。
他社製ではピンクのものもあります。
ラテックスチューブに交換すると、まず乗り心地が抜群に良くなります。
ブチルチューブより柔らかいので、タイヤの変形具合がわかりやすく、コーナーリングや下りでの安心感が増します。
重量は、極薄超軽量のブチルチューブが55g程度なのに対し、一般的なラテックスチューブは70g程度と絶対的な数値ではそこまで軽いわけではありません。
しかし、走行中はタイヤの中でつねにチューブが動いており、その動きがしなやかなので、直進時や登坂時の走行抵抗も少ない気がします。
少々大袈裟かもしれませんが、チューブを変えることで乗り味がガラリと変わります。
レース用の高級チューブラータイヤの中に入っているのは、ほとんどがラテックスチューブです(一部ブチルチューブ入りもあります)。
と、ここまでいいことばかり書きましたが、重要な注意点があります。
天然ゴムという素材の特性上、空気の抜けがブチルチューブに比べてかなり早いのです。
条件によって変わりますが、1日経つと1~2BAR空気圧が低くなります。
つまり、乗る前に必ず空気を入れなければいけないチューブと言えます。
価格は高く、空気圧管理がシビアなので、使うにはハードルが高いですが、使った人の多くが「もうブチルチューブには戻れない」と言います。
店長も先日一泊二日で出かける用事があり、出先にフロアポンプがなかったため、久しぶりにブチルチューブに入れ替えて80km×2日間走ったところ、その乗り心地の硬さに驚きました。
いいタイヤにラテックスで走りが変わります!
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