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2016年1月27日 (水)

これ一本ですべてOK! フルクラム スピード40T カーボンチューブラーホイール

フルクラムの2016新型ホイール「スピード40T」を先日の展示会で確認してきました。

FULCRUM SPEED 40T
2016012701
フロント

2016012702
リア

上下が引っくり返った写真でスイマセン。
カンパニョーロ/フルクラムのホイールは、タイヤを装着したときに重量バランスがとれるように、バルブホールの反対側が少し重くなっているので自然とこうなってしまうのです。

キレイに写っている広報写真でご紹介しましょう。

2016_speed_40t_front_mask
フロント 重量:525g スポーク:18本

2016_speed_40t_rear_mask
リア 重量:688g(シマノボディ)、683g(カンパニョーロ) スポーク:7+14本(2 to 1)

2016_speed_40t_hub_front
フロントハブ
ハブは前後ともにカーボン製ボディにアルミ製フランジの組み合わせ。
もちろん前後ともに「CULT」(Ceramic Ultimate Level Technology)ベアリングを使っているので回転は他の追随を許さないスムーズさです。
スポークはステンレス製のエアロ断面で空力に優れています。

2016_speed_40t_hub_rear_mask
リアハブ
フリー側のフランジはオーバーサイズ(大径)になっていて、スポークの角度を少し緩やかにすることで横剛性を上げています。
スポークの組み方は、フリー側2本に対し、反フリー側は1本の「2 to 1」(2:1)で、これも横剛性に有利。
シマノ用フリーボディ(写真)はP.O.E.(プラズマ電解酸化)表面処理されており、アルミ製で溝が低くても十分な強度(硬度?)になっています。
この辺はちょっとムズカシイ話かもしれませんので、詳しくは店頭にてご説明します。

2016_speed_40t_rim_closeup_mask
リム ハイト:40mm 幅:24.2mm チューブラー用

2016フルクラムのラインナップで残っている「レーシング・スピード」シリーズのホイールはワイドリム化されていませんが、スピード40Tはワイドリム化されました。
ブレーキ面は3Diamant処理されており、カンパニョーロ/フルクラムの赤いカーボンリム用ブレーキパッドとの組み合わせで優れたブレーキ性能を発揮します。

フルクラムを展開するカンパニョーロのBORA ULTRAはリムハイトが35mmと50mm(80mmもありますが……)。
スピード40Tは、幅はBORA(ボーラ)シリーズと同じ24.2mmのワイドリム、ハイトはボーラにはない40mmに設定して差別化を図っています。

40mmハイトならエアロ効果は十分。
重量は前後で1,213g(シマノボディ)と軽いです。
高速からヒルクライムまでこの一本(1セット)でこなせます。
チューブラータイヤは扱いにくいイメージがあるかもしれませんが、きちんと管理すれば週末サイクリングの普段使いでも問題ないと思います。
走り(進み)、グリップ、快適性の良さは高性能チューブラーの利点です。

気になる価格がようやく発表されました。
前後で395,000円(税抜)。
決して安くはありませんが、中身を考えるとこんなもんでしょうか。
デリバリーは3月中旬ごろからの予定。
ただいまご予約受付中です。
2月11日(木)までにご予約いただければ早期購入特典あります!

2016シーズンは新城幸也選手が新たに加わったランプレ・メリダがスピード40Tを使用します。
プロ用ホイールですが、ホビーが使えばラクに速く走れます!

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