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2016年2月29日 (月)

ロードバイクの価格は何で決まる? その4 コンポーネント以外の装着部品

ロードバイクの価格を決める要因はザックリ言って次の三つです。

1. フレーム

2. 装着部品

3. ブランド

これまで「フレーム」を「カーボンフレーム」と「アルミフレーム」にわけて、さらに「装着部品」のうち「コンポーネント」について説明してきました。
今回は「装着部品」の「コンポーネント以外」について説明します。

見出しなのに「以外」っていうのもナンですが、実際いろいろなモノが含まれるのでこんな言い方になってしまいました。
「以外」のリストは以下です。

●ホイール
●タイヤ
●チューブ
●ハンドル
●バーテープ
●ステム
●サドル
●シートポスト(「シートピラー」とも呼ばれます)
●ペダル(モデルによっては付属していません)

これらアイテムにも当然、高い、安いがあります。
完成車に組み込まれる場合、どれか特定の部分が高く、他が安いというケースはあまり見られません。
完成車の価格に見合ったモデルやグレードが選ばれています。
それぞれのアイテムについて、価格を上げ下げする要素を簡単に説明します。

●ホイール
Wheel
30万円くらいまでの完成車には、低コストを重視した、工場で組まれたホイールが装着されていることが多いようです。
それ以上の価格帯になると、いわゆる完組ホイール=ホイールとして販売されているモデルを装着するケースが出てきます。
高額モデルではカーボンホイールが装着されることもあります。

●タイヤ
Tire_2
エントリーモデルの完成車には折りたたみ不可のタイヤが用いられていることが多いようです。
折りたたみ不可のタイヤはビード部分(リムにはまるところ)にスチールワイヤーを使っています。
完成車価格がある程度上がるとビード部分にケブラーなどの軽量な素材を使い、折りたたみ可能なタイヤが使われます。
グレードの高いタイヤはグリップ力に優れ、しなやかなので乗り心地も良好です。
しなやかにするためには薄くする必要があり、重量も軽くなる傾向にあります。

●チューブ
Tube
完成車の価格が上がっても差が少ない部位です。
チューブ単体で販売されている製品は、価格を抑えた肉厚のものから、肉薄で軽量&しなやかな高グレードまであります。
素材も一般的な合成ゴム=「ブチル」に加え、価格が高い天然ゴム=「ラテックス」もあります。
ただし完成車に使用されているチューブは、ほぼブチルで、肉厚も薄すぎない中級品程度までのことがほとんどです。

●ハンドル
Handle
アルミ製とカーボン製があり、カーボンのほうが高価です。
アルミの中にもグレードがあり、グレードが高くなると硬くなって薄くできるので軽くなります。
カーボンでも同様です。
「価格が高い=硬くて軽い」というのはフレームと似たロジックです。
カーボン製のほうが振動吸収性が良好と言われています。

●バーテープ
Bartape
バーテープ単体で販売されている製品は、薄手のもの、クッション性の良いもの、滑りにくいもの、カラフルなものなど、さまざまなタイプがあり、それぞれに高い、安いがあります。
完成車価格が上がると装着されるバーテープは見た目や感触の質感が高くなる傾向にありますが、あまり特徴的なものは使われていないようです。

●ステム
Stem
ハンドル同様、アルミ製とカーボン製があり、カーボンのほうが高価です。
グレードが高くなると軽くなる傾向もあるのですが、とくに強度が必要な部位なので、カーボンの場合は肉薄化が難しく、極端な軽量化は行われていません。
カーボンのほうが振動吸収性が良好と言われているのはハンドルと同様です。

●サドル
Saddle_2
サドル単体で販売されている製品は、さまざまな種類、グレードがあり、高い、安いがあります。
完成車価格が上がればサドルのグレードも上がります。
サドルのグレードが高く=価格が高くなると軽量になる傾向がありますが、快適性も考慮されるので極端に軽量なものは使われません。
高グレードのサドルはベースにカーボン、レールにカーボンやチタンなど高コストの素材を用いています。

●シートポスト
Seatpost_2
アルミ製とカーボン製があり、カーボンのほうが高価です。
アルミ、カーボンとも高グレード製品は硬い素材を使い、肉厚を薄くして軽くなる傾向があります。
軽さだけでなく、振動吸収性や空気抵抗低減などを狙った製品もあります。
断面によっては特定のフレーム専用品しか装着できませんので注意が必要です。

●ペダル
Pedal
完成車には付属していないことが多いようです。
付属している場合でも、比較的低価格のモデルに限られ、いわゆるフラットペダルが付属します。
ビンディングペダルは種類が多く、ユーザーによって好みがわかれるためです。


ここで説明したアイテムもどんな製品が使われているかはカタログに一応掲載されています。
しかし、ほとんどの場合、完成車の写真では小さく写り込んでいるか、見えないかのどちらかです。
スペック表の文字だけではわかりにくいのが正直なところです。
われわれ販売店の人間は、気になる部分は展示会で実物を確認している場合もあります。
その辺は店頭にてご質問いただければと思います。

今回も突っ込みどころはスルーでお願いします~。

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