カテゴリー

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

« はじめてのスポーツバイク選び その1 予算 | トップページ | タイムトライアルジャパン 彩湖ステージに参加してきました! »

2016年3月11日 (金)

はじめてのスポーツバイク選び その2 ポジション

春はスポーツバイクデビューシーズンです。
はじめてのスポーツバイク選びを複数回にわけて解説していきます。
一回目はもっとも気になるだろう「予算」がテーマでした。
二回目は「ポジション」です。

「ポジション」とは、サドルとハンドルの位置関係のことを言います。
とくにロードバイクは、「サドルが高く、ハンドルが低い」ポジションで前傾がキツくて乗りにくいイメージがあるようです。

16_tcr_1_black_red
たいていのカタログ写真はこんな感じで撮られています。
実際、はじめてスポーツバイクに乗る方にこんな感じのポジションで納車していることもあるようです。
しかし、こんな感じは、ある程度乗りこなせるようになってようやく乗れるポジションです。

ここで大事なことをひとつあげておきます。
ポジションは変化する」ということです。

当店では、変化することを前提に最初のポジションを決定します。
「サドルは低め、ハンドルは高め」のムリのないポジションからスタートしていただきます。
ムリなく乗り続けることができれば、自転車ライドに必要な部位の筋力がつき、関節の可動範囲が広がります。
すると最初のポジションのままでは「サドルは低く、ハンドルは高く」感じるようになり、サドルを上げ、ハンドルを下げたくなってきます。
それが何度か繰り返され、ポジションはだんだん収束していきます。
その結果がカタログ写真のような感じなのです。

もし、ムリなポジションで乗りはじめると、自転車に乗り続けることができないため、筋力はつかず、関節も動くようにはならないので、いつまで経っても前傾がキツいままです。

当店でロードバイクをご購入いただく際は……。

2016031001
写真の計測器で身長と股下寸法を計らせていただきます。

2016031002
計測結果をもとに専用ソフトもしくは店長の経験により、その時点で最適であろうポジションをフィッティングマシンに反映し、実際にペダリングしていただき微調整を繰り返します。
ラクにムダなく乗り続けられるポジションを探し出し、その結果をご購入いただく自転車に再現して納車します。

しかし、それで終わりではありません。
乗り慣れればポジションは変わります。
その都度、サドルを上げたり、ハンドルを下げたりのポジション調整は当店でご購入いただいた自転車のアフターサービスとして何度でも無料で行います。

はじめてのスポーツバイクは、ポジションの変化も考慮して選んでいただくことが重要です。

※ポジションについては、人により考え方や行っている方法が異なることが多いようです。
突っ込みどころを感じた場合はスルーでお願いします。

« はじめてのスポーツバイク選び その1 予算 | トップページ | タイムトライアルジャパン 彩湖ステージに参加してきました! »

ショップ情報」カテゴリの記事

解説」カテゴリの記事