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2024年3月25日 (月)

【インプレッション】ジャイアント 新型 TCR ADVANCED PRO 1

先日のジャイアント新型TCR販売店向け試乗会で乗ってきた3台目。

これで最後です。

ジャイアント 新型 TCR ADVANCED PRO 1

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価格:682,000円(税込)

※ペダル、サイクルコンピューターは付属しません。

試乗サイズ:470(M)mm(参考適応身長:170〜185cm)

フレームとしてはこれまでレポートした「TCR ADVANCED SL」に次ぐセカンドグレードの位置付けです。

フレームの素材は「ADVANCED」グレードカーボン。

名前に「SL」はつきません。

フォークの素材は「ADVANCED SL」グレードカーボンで、「TCR ADVANCED SL」と同じです。

コンポーネントは105 Di2 12速でジャイアントのパワーメーター「POWER PRO」がついています。

ホイールはジャイアントの最新型SLR 1 40 フックレスカーボンです。

重量はXSサイズのペダル、付属品なしのカタログ値で7.4kg。

「TCR ADVANCED SL」と比べてしまうと重量があるように見えますが、決して重いとは言えない数字です。

さらなる軽量化の余地があるとも言えます。

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「SL」に対して「PRO」の外観上の違いは、シートポストが別体式になることです。

当然、こちらのほうが高さ調整がしやすいです。

「SL」の「ISP」(シートポスト一体式)は、軽量にできて、快適性を高くできるというメリットを優先しています。

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別体式のシートポストも「SL」の「ISP」同様、「D-FUSE」に似た断面です。

空力と快適性を高める形状とのことです。

シートステイの断面とつながり方も「SL」同様に見えます。

この「PRO」でも「SL」同様、前モデルよりも乗り心地がいいことを実感できます。

その良くなっている印象は、シート周りと言うよりもBB周辺とフォークで改善されているように感じたのも「SL」同様でした。

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ブレーキケーブル内装化は「PRO」も「SL」同様です。

この「PRO 1」ではハンドルとステムはアルミ製です。

フォークは「SL」と同じカーボングレードを使用し、ヘッド規格も「オーバードライブエアロ」で同じ。

ベアリング径は上下とも1-1/2インチで、コラムの上側がD型断面になっていて、そこにブレーキケーブルを通して、コラム途中から内蔵する構造も同じです。

専用ステムのみ使用可能なのも「SL」同様です。

ただし、「SL」は電動コンポーネント専用ですが、「PRO」は機械式にも対応しています。

これはフレーム側の違いによるものと思われますが、もしかしたらヘッド部分の内装機構にも違いがあるのかもしれません(詳細は聞きそびれました)。

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105クランクに装着されたジャイアントのパワーメーター「POWER PRO」と左チェーンステイのクリアランスは十分です。

105 Di2は、アルテグラ Di2に比べても、全体的にさらに穏やかな印象。

ただし、あくまで「比べれば」の話。

カテゴリーが上のレースでガンガン使うとなれば物足らなさはあるかもしれませんが、一般的なホビーライダーが使う範囲では快適だと思います。

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「PRO 1」に装着されているハンドルはアルミ製ですが、上位モデルのカーボン製ハンドルと同様、フレア形状になっています。

Mサイズに装着のハンドルは、ブラケット部分の幅が390mm、エンド部分が420mm(ともに芯-芯)でカーボン製と同じです。

個人的には使いやすいサイズと感じました。

トレンドに乗っかれるハンドルですし、アリだと思います。

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ホイールは、ジャイアント SLR 1 40 フックレスカーボンが標準装着されています。

ハッキリ言って地味で目立っていませんが、最新型のホイールです。

上位モデルではカーボンスポークのホイールが装着されていますが、このホイールのスポークはステンレス製です。

上の写真はフロントハブ。

「TCR ADVANCED SL 1」に装着されている「SLR 0 40」とハブ形状は同様です。

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リアハブディスクローター側。

こちらも「SLR 0 40」と同様形状です。

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リアハブフリー側。

こちらも「SLR 0 40」と同様形状です。

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リム高は40mm、リム内幅は22.4mm。

こちらも「SLR 0 40」と同様に見えます。

おそらくですが、カーボンスポークの「SLR 0 40」のスポークをステンレス製にしたのが「SLR 1 40」と言ってよさそうです。

このモデルには、ジャイアント COURSE 0 25C チューブレスレディタイヤが装着されています。

上位モデルは28Cですが、こちらは25Cです。

そのぶん、乗り心地が劣るように見える数字ですが、実際は違いました。

このホイールはステンレススポークのためか、25Cタイヤでも乗り心地は「カーボンスポーク+28C」と比べて、むしろ良いくらいに感じました。

それだけカーボンスポークのホイールは剛性があると言うことでしょう。

一方、ステンレススポークを使用する「SLR 1 40」は、オールラウンドに使える気がしました。

「SLR 1 40」の重量は、1,443g(カタログ値、前後)。

特別軽量なわけではありませんが、十分軽いです。

価格は、カーボンスポークの「SLR 0 40」が286,000円(税込)、ステンレススポークの「SLR 1 40」は220,000円(税込)。

特性を考えると「SLR 1 40」は、「初めてのカーボンホイール」や「普段履きのカーボンホイール」に向いていると思います。

と言うわけで、新型TCR ADVANCED PRO 1は、最新の欲しいスペックを「全部載せ」したと言ってもいい素晴らしい自転車です。

ただ、自分を含め、古くから自転車に乗ってきたひとにとっては、唯一「105」という名前が引っ掛かるのではないでしょうか。

しかし、この105は最新でDi2で12速でディスクブレーキです。

使えば確実にラクになります。

このモデルの完成車価格もかつてから比べるとずいぶん高くなってしまいましたが、いまの相場から見れば、ギリギリ現実的と言えるのではないでしょうか。

それでも高いことは否定できませんが……。

いまのところ新型TCRシリーズは、このTCR ADVANCED PRO 1を含め、全モデル、全サイズ、全カラーがご注文可能です(2024年3月25日現在)。

ご注文お待ちしています。

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