クリート交換
先日のサンデーライド前にシューズを履くとき、クリートが減っていることに気づき、後日交換することにしました。
こうした作業は、ライド直前などのドタバタしたときに行うのではなく、時間も心も余裕があるときに行うことをオススメします。
そのためにも機材の定期的なチェックをお忘れなく。
減った(摩耗した)クリートです。
とくに外側が薄くなっています。
ロード用クリートの大半は、ペダル着脱によって減るというよりは、歩行や停車時の足つきによって減ることのほうが多いと思います。
ですので、あまり自転車に乗っていなくても、歩行時間(距離)が長い、ストップ&ゴーが多い場合は注意が必要です。
LOOK/SPD-SLタイプの一般的なクリート交換方法を紹介します。
いままで使っていた(減った)クリートと同じ位置に新しいクリートを付け替えるのが基本だと思います。
減ったクリートを外す前に位置を特定できるところにガイドとなるテープなどを貼ります。
そして減ったクリートを外します。
新しいクリートの取付ボルトのネジ部には少量のグリスをつけておくことをオススメします。
クリート周りは汚れることが多く、ネジが固着してしまうことがあるので、それを防ぐためです。
クリート交換インターバルが長くなる(同じクリートを長く使う)とネジが固着しやすくなります。
テープなどのガイドに沿わせて新しいクリートを装着します。
ボルトはアーレンキーで回すタイプが主流だと思います。
工具の差し込みが甘いとボルトの頭をナメてしまい、ボルトが外せなくなってしまいます。
工具をしっかりと差し込んでボルトを回すように注意してください。
1本のボルトを一気に締めるのではなく、複数のボルト(この場合は3本)を均等に、少しずつ締めていきます。
ボルトの締め込みが甘い(緩い)とクリートを外すときにクリートが動いてしまいペダルから外れなくなります。
ボルトはしっかり締め込みましょう。
ただし、あまり強く締めるとねじ切ってしまうので、その点にも注意してください。
ボルトの締め込みが終われば、クリート交換も終了です。
ガイドのテープははがしたほうがいいでしょう。
もうひとつ、クリートの位置が決まっていて、微調整などをしないひと向けの方法も紹介します。
減ったクリートを外す前に油性ペンなどでクリートの輪郭をなぞって輪郭線を描いてしまいます。
描いた輪郭線に合わせて新しいクリートを装着します。
この方法だと輪郭線が残ってしまうので、クリートを微調整するひとには向きません。
輪郭線が残っていれば、いつも同じ位置にクリートを装着できます。
定期的なクリート交換は快適なだけでなく安全のためにも大切です。
常設ページINDEX
« 【予定変更】5月12日(日)臨時休業 & ロングライド実施予定です。 | トップページ | 【ショップ情報】GROWTAC 取り扱い開始しました。 »
「LOOK」カテゴリの記事
- 【簡単メンテ】クリート交換(2024.12.30)
- 【グッズ紹介】ビンディングペダルをフラペとして使えるアダプター(2024.11.26)
- 【ご提案】乗らなくなったロードバイクをフラットバーロードに!(2024.11.15)
- 【グッズ紹介】使うと快適 クリートカバー(2024.06.02)
- クリート摩耗例紹介(2024.05.14)
「店長のどーでもいい話」カテゴリの記事
- 定休日ライド(猿岩林道、往復輪行の試走)(2025.02.06)
- 定休日ライド(往復とも追い風で甚五郎さん)(2025.01.30)
- 定休日ライド(甚五郎さんは終了からのあぢとみ食堂さん)(2025.01.23)
- 定休日ライド(甚五郎さん往復 & 復路は快適追い風)(2025.01.16)
- 【シートピラー交換】「DE ROSA」ロゴ & ハートマーク入り日東製(2025.01.17)