【インプレッション】Panaracer Purple Lite
先日から使用しはじめたパナレーサーのTPUチューブ「パープルライト」でショップのロングライドと定休日ライドを走りましたのでインプレッションをレポートします。
この写真だと何のチューブだかわかりませんね。
使用チューブはパープルライト700×23〜32C、バルブ長65mm。
使用ホイールはカンパニョーロのハイペロンワンクリンチャー、使用タイヤはMICHELIN POWER CUPです。
ハイペロンのリムハイトが低いため、パープルライトの特徴でもあるバルブナットは締め込むことができず使用していません。
この点、音鳴りやガタつきが心配でしたが、いまのところ発生していません。
とくに問題ないようです。
このパープルライトは、短いほうのバルブ長でも65mmあり、リムハイトが低いとかなり長く出てしまいます。
一般的な48mmのラインナップも欲しいところです。
個人的に一番の懸念点は、カーボンリム+リムブレーキ使用での熱の影響でした。
定休日ライドでは、通称「山猫坂」=林道梅本線の下りで使用しましたが、バーストなどの不具合は発生しませんでした。
山猫坂に限らず、奥武蔵の道は路面が悪く、勾配が急なので、ブレーキを多用しますが大丈夫でした。
冬の寒い時季で熱に対して有利だったかもしれませんので、このへんは可能であれば真夏でも確認してみます。
TPUチューブならではの軽量性については、パープルライトの前に使っていた軽量ブチルチューブとの重量差が16g(パープルライトのほうが軽い)と少なかったため、ハッキリとは体感できませんでした。
とは言え、これは以前に使っていた軽量ブチルチューブとの比較であり、パープルライト自体軽量で、高性能タイヤと組み合わせれば、十分以上に軽快な走りになります(事実、なっています)。
パープルライトに交換して一番感じるのは乗り心地の良さです。
使用タイヤMICHELIN POWER CUP自体の乗り心地が良いのですが、パープルライトがさらにそれを一段引き上げます。
通常走行では、快適で疲労しにくいです。
山猫坂のような路面の悪い急勾配の下りでもクッション性が良いため、安心して余裕を持って対処できました。
幸いリム打ちパンクはせずに済みました。
同じく定休日ライドで上った猿岩林道の路面が悪い急勾配では、パープルライトのしなやかさがMICHELIN POWER CUPのトラクションのかかりの良さをさらに高めてくれていたように感じました。
と、いまのところ、バルブ長とバルブのねじ切り部分(リムハイトが低いとバルブナットが使えないこと)以外はとても調子が良いチューブです。
いまなら700×23〜32C、バルブ長65mmの在庫2本あります(2025年2月13日現在)。
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