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カンパニョーロ

2023年10月17日 (火)

【コンポーネント交換】これで最後(?)リムブレーキ+無線電動+12速

コンポーネント交換をご用命いただきました。

2023101602

写真は交換後です。

新調したコンポーネントは、SRAM FORCE eTap AXS

モデルチェンジ前の製品ですが、それには理由があります。

最新モデルはディスクブレーキ専用になってしまいました。

リムブレーキで無線電動12速を組むにはこれがラストチャンスでした。

フレームは2016モデルのジャイアント TCR ADVANCED 2。

元のコンポーネントは105 11速(5800)でした。

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リムブレーキ用のeTapレバーはブラケットが小ぶりで「握りやすい」とオーナー様から高評価でした。

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SRAM 12速用チェーンの特徴であるフラットトップ形状がカッコいいです。

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リア12枚あると、ワイドレシオでも途中のギヤを刻めます。

変速時のケイデンス変化が少なくて済み、スムーズかつラクにペダリングできます。

ホイールはオーナー様が以前からご使用のカンパニョーロ ゾンダ。

SRAM12速用「XDR」フリーボディはカンパニョーロからも販売されています。

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ブレーキもFORCEで合わせています。

ご用命ありがとうございました。

貴重とも言える「リムブレーキ+無線電動+12速」をお楽しみください。

今回使用したコンポーネントはもう販売されていませんが、シマノ Di2であれば有線にはなりますがリムブレーキで電動12速が可能です。

ご興味あればお声がけください。

2023年8月19日 (土)

【コレクション】前輪小径ファニーバイク その他もろもろ紹介

現在展示中の前輪小径ファニーバイク。

各部紹介の10回目はその他もろもろ=フリー、チェーン、ヘッドセット、BBです。

 

フリー

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サンツアーの7段ボスフリーです。

歯数は13-22Tでした。

ロー22Tはめずらしい気がしますが、どうしてこれがついているかは記憶がありません。

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「SUNTOUR WINNER PRO」の刻印が見えます。

「ウイナープロ」という製品があったような気がします。

 

チェーン

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インデックスシフトの変速機に合わせシマノ製です。

「DURA-ACE」「UG」「NARROW」の刻印が見えます。

デュラエースグレードのようです。

UGは何の略だか記憶がないのでネットで見たところ「ユニグライド」とのことで、当時のシマノ規格です。

当時としては薄型チェーンだったため「ナロー」なんですね。

サンツアーのフリーとの組み合わせのため、本来の性能は発揮できていないと思われますが、とりあえずインデックス変速はできます。

 

ヘッドセット

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カンパニョーロのレコードです。

当時のレコード ヘッドセットは鉄製です。

「ロード部品なら」ということでの選択です。

 

BB

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カンパニョーロのレコードです。

クランクに合わせての選択です。

当時、スーパーレコードのチタンシャフトBBもあったはずですが、それは高価ででとても手が出なかったと思います。

これで前輪小径ファニーバイクの各部紹介は終了です。

おつきあいいただきありがとうございました。

※記憶をもとに書いていますので、事実と異なる内容が含まれている可能性があります。ご了承ください。

2023年8月17日 (木)

【コレクション】前輪小径ファニーバイク サドル&ピラー紹介

現在展示中の前輪小径ファニーバイク。

各部紹介の9回目はサドルとシートピラーです。

 

サドル

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イタリアのサドルブランド「サンマルコ」の「ロールス」です。

1980年代後半に日本のロードレーサーたちに好まれていたので、当時装着したひとは多いと思います。

欧州プロレースでも使われていたように記憶しています。

前方横面の金属製菱形マークが特徴その1です。

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後方にも大きな金属製プレートがついているのが特徴その2です。

菱形マークと後方プレートにより高級感があります。

しかし、重量増にもなりますので、いまならこういうモノはつかないのではないでしょうか。

 

シートピラー

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カンパニョーロ スーパーレコードです。

実は前面に転写レタリングで「HOSONUMA」と入れていたのですが、ほとんどはげ落ちてしまいました。

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1本止めながら、角度を決める溝やギザがついておらず、摩擦力だけでどの角度でも固定できるのが特徴です。

固定ボルトの六角頭は13mmとちょっと特殊なサイズで、ほぼコレ用にレンチを用意した記憶があります。

ピラー径は26.8mmです。

フレームのチューブはおそらく日本製で、この径なのだと思います。

イタリアなど海外製のチューブは27.2mmが多かったはずです。

※記憶をもとに書いていますので、事実と異なる内容が含まれている可能性があります。ご了承ください。

2023年8月16日 (水)

【コレクション】前輪小径ファニーバイク チェーンホイール紹介

現在展示中の前輪小径ファニーバイク。

各部紹介の8回目はチェーンホイールです。

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カンパニョーロのスーパーレコードです。

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アウター歯数は53T。

シマノ デュラエースのフロントディレイラー、シマノ製のチェーンとの組み合わせですが変速はしてくれます。

このころの変速性能と思えば普通だと思います。

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インナーは2段形状になっているのでレコードのギヤで42Tです。

当時の標準的な歯数です。

スーパーレコードのインナーは、内側部分がない軽量形状でした。

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左クランク。

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クランク長は172.5mmです。

「STRADA」はロード用ということです。

「②」はわかりません。

※記憶をもとに書いていますので、事実と異なる内容が含まれている可能性があります。ご了承ください。

2023年8月15日 (火)

【コレクション】前輪小径ファニーバイク ブレーキ紹介

現在展示中の前輪小径ファニーバイク。

各部紹介の7回目はブレーキです。

 

ブレーキレバー

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サンツアー スプリントです。

右レバー外側から。

この自転車をつくった1980年代後半は、ブレーキレバーといえば、ブラケットの上からワイヤーが出るタイプが主流でした。

「ロード部品なら」のカンパニョーロもハンドルバーに沿わせる、いわゆる「内蔵タイプ」のブレーキレバーはまだ出していなかったと思います。

そんななか、サンツアーから「スプリント」という新たなグレードが出て、そのブレーキレバーが内蔵タイプでした。

そこでこのレバーを選んだのだと思います。

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左レバー内側から。

ワイヤーは自己責任でハンドルに穴を開けて内蔵しています。

 

ブレーキアーチ

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カンパニョーロ レコードです。

こちらは前ブレーキ。

ここは「ロード部品ならカンパニョーロでしょ」ということでの選択だったと思います。

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後ブレーキ。

レバーとアーチでメーカーが違い、互換性の有無についてはわかりませんが、作動の問題はとくにないと思います。

※記憶をもとに書いていますので、事実と異なる内容が含まれている可能性があります。ご了承ください。

2023年8月13日 (日)

【コレクション】前輪小径ファニーバイク 24インチ小径前輪紹介

現在展示中の前輪小径ファニーバイク。

各部紹介の5回目は24インチ小径前輪です。

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まだ完組ホイールがなかった時代ですので、いわゆる「手組み」です。

この自転車を買った自転車屋さんで組んでもらいました。

このころはまだラジアル組みも一般的ではなかったのでクロス組みです。

スポーク本数は28本。

当時はレース用でも32本が多かったと記憶しています。

小径なので少ない本数でもいけるということだったのでしょう。

もしかしたら、小径リムだったので、この穴数しかなかったのかもしれません。

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リムはアラヤの「エアロ 1(AERO 1)」。

当時のリムとしてはエアロ断面になっていますが、いまのレベルから比べるとリムハイトは低めです。

「SUPER HARD ANODIZED」は硬化処理のことだと思います。

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ハブはカンパニョーロ レコード。

ここは「ロード部品ならカンパニョーロでしょ」ということでの選択だったと思います。

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スポークは星製の15番プレーンのようです。

アタマの部分(と言ったらいいのでしょうか?)に星型のマークがついています。

スポークは組んでもらった自転車屋さんにお任せでした。

小径用の短いスポークには#15-#16バテッドはなかったのかもしれません。

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タイヤは「Clement CRITERUM 24"(クレメン クリテリウム 24インチ)」。

レーサー用のタイヤはチューブラの時代でしたので、これもチューブラです。

後輪に合わせ、前輪にも決戦タイヤを奮発しています。

※記憶をもとに書いていますので、事実と異なる内容が含まれている可能性があります。ご了承ください。

2023年7月31日 (月)

【コレクション】カンパニョーロ50周年セット装着車 サドル&フレームポンプ紹介

現在展示中のカンパニョーロ50周年記念セット装着車 。

50周年セット以外の装着部品紹介5回目はサドル&フレームポンプです。

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サドルはチネリの「Volare SLX」という製品です。

チネリのバッジが前方左右についています。

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後方にはCinelliロゴ。

レールはスチールで、とくに軽量タイプというわけではなさそうです。

フレームやハンドル&ステムに合わせ、チネリのサドルを選んだのだと思います。

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フレームポンプはドイツのメーカー「SKS」の「Rennstar」という製品のようです。

本来ならば、当時はイタリアメーカーだったSILKA(当時はシリカと読んで(呼んで)いました。いまは米国ブランドになっているようです)のポンプにカンパニョーロのツノ付きアダプター装着というのがイタリア車の流儀だったように思います。

しかし、その組み合わせは、当時乗っていたロードレーサーについていたので、「別のものを」ということでコレになったのかもしれません。

もしくは、この自転車を組んだころは、すでにSILKA+カンパニョーロつの付きアダプターが入手できなかったのかもしれません。

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表面が総メッキ仕上げでキレイなのでコレを選んだのでしょうか。

なぜこのポンプがついているかの記憶がありません。

チネリのフレームはまだシングルボトル仕様で、シートチューブにボトルケージ台座がついていません。

 

これでカンパニョーロ50周年記念セット装着車の紹介は終了です。

お付き合いいただきありがとうございます。

来月はまた別の自転車を紹介予定です。

お楽しみに。

※記憶をもとに書いていますので、事実と異なる内容が含まれている可能性があります。ご了承ください。

※装着フレームはチネリですが、当店ではチネリのロードバイクは取り扱いがありません。

2023年7月29日 (土)

【コレクション】カンパニョーロ50周年セット装着車 フリー&チェーン紹介

現在展示中のカンパニョーロ50周年記念セット装着車 。

50周年セット以外の装着部品紹介4回目はフリー&チェーンです。

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フリーはイタリアメーカー(だったと思います)「REGINA(レジナ)」の「EXTRA(エキストラ)」という製品です。

白いプリントで「AMERICA」と記されていますが、これが何のことだかはわかりません。

サブネームでしょうか。

50周年セットが販売された83年はまだフリーボディにカセットスプロケットという機構が出る前でしたので、ハブにねじ込むボスフリーです。

加えて83年はまだカンパニョーロはフリーをラインナップしていなかったと思います。

この自転車を組んだ90年代前半には、カンパニョーロはアルミ製のフリーを販売していたかもしれません(いつごろ販売していたかは自信ありません)。

しかし、もし販売されていても、カンパニョーロのアルミ製フリーは非常に高価だったため、さすがに購入できなかったでしょう。

そこで、80年代の定番と言えるレジナ製を装着したのだと思います。

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変速段数は7速。

歯数は13-21Tです。

ギヤもチェーンの幅もいまから見ると厚みがあります。

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チェーンはフランスメーカー(だったと思います)「SEDIS(当時はセデスと読んで(呼んで)いました)」の製品です。

ピンが中空の軽量タイプです。

名前はわかりません。

50周年セットが販売された83年も、この自転車を組んだ90年代前半も、カンパニョーロはまだチェーンをラインナップしていなかったと記憶しています。

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つなぐ周辺だけ中空ではないピンになっています。

当時はまだチェーンをつなぐとき、ピンを完全に抜かず、プレートに残し、再度チェーン切り(工具)で挿入するやり方でした。

※記憶をもとに書いていますので、事実と異なる内容が含まれている可能性があります。ご了承ください。

2023年7月27日 (木)

カンパニョーロ スーパーレコード ワイヤレス

イタリアのコンポーネントメーカー カンパニョーロが発表した無線変速システムの講習会に参加しました。

CAMPAGNOLO SUPER RECORD WIRELESS

(カンパニョーロ スーパーレコード ワイヤレス)

2023072601

クランクセットとフロントディレイラー。

リアスプロケットのトップ10T化にともない、フロントの歯数は小型化されました。

50-34T、48-32T、45-29Tを展開。

インナー29Tってすごいですねー。

フロントディレイラーには専用のバッテリーが装着されています。

無線のため、接続されるケーブル類はありません。

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右エルゴパワー外側。

変速スイッチが上下に並んでいます。

上がアップシフト、下がダウンシフトが基本とのことです。

これを見ただけだと、間違わずに操作できるか「?」ですね。

どのスイッチにどの変速動作をさせるかは、アプリでカスタマイズできるそうです。

自分で使うなら、上側をリア、下側をフロント、右をアップシフト、左をダウンシフトにして使いますかね。

ひとそれぞれの使い方が生まれそうです。

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左エルゴパワー内側。

ついに親指用のレバーがなくなったのがトピックです。

もちろんカンパニョーロ社内でも議論の末、この結果になったとのことですので、きっといい方向に進んでいるのでしょう。

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リアディレイラーにも専用のバッテリーが装着されています。

フロント同様、接続されるケーブル類はありません。

フロントとリアでバッテリーの互換性はありません。

フロント、リアとも、ディレイラーに装着したままでも、外しても、バッテリーに充電が可能です。

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12速スプロケット。

肝心の10Tトップがボケててすみません。

歯数は、10-25T、10-27T、10-29Tを用意。

フロントインナーの最小が29Tなので、さすがに30T以上は展開されていません。

それでも1:1が可能です。

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ブレーキはディスクのみです。

カンパニョーロのクイックレリーズに羽が生えたマークが内側についています。

外側にはSUPER RECORDのロゴが細長くついていました。

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ブレーキパッドのサポート(ベース?)がアルミ製になって軽量化されたとのことです。

デリバリーは今年の11月以降とのことです。

名前のとおり、スーパーなコンポーネントです。

2023年7月26日 (水)

【コレクション】カンパニョーロ50周年セット装着車 フロントディレイラー&ヘッドセット紹介

現在展示中のカンパニョーロ50周年記念セット装着車 。

50周年セット以外の装着部品紹介3回目はフロントディレイラー&ヘッドセットです。

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フロントディレイラー側面。

90年ごろに販売されていたカンパニョーロ レコードです。

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斜め前方から。

50周年セットにはバンド式のフロントディレーラーが入っていましたが、装着フレームが直付だったため、この直付のレコードを装着しました。

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斜め後方から。

ワイヤー固定ボルトはアーレンキー用の六角穴ではなく、まだ六角頭のタイプです。

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ヘッドセット側面。

こちらも90年ごろに販売されていたカンパニョーロ レコードです。

50周年セットにもヘッドパーツが入っていましたが、装着フレームと規格が違ったため、このレコードのヘッドセットを装着しました。

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上方から。

かなり見た目がゴツいです。

フォークコラムにねじが切ってあって、そのねじに固定するスレッドタイプです。

当時はまだスレッドレスのアヘッドはなかったと記憶しています。

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下ワン。

こちらもやや厚みがあります。

※記憶をもとに書いていますので、事実と異なる内容が含まれている可能性があります。ご了承ください。

※装着フレームはチネリですが、当店ではチネリのロードバイクは取り扱いがありません。

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