cervelo BRAIN BIKE JAPAN インプレッション編
今週の定休日二日間はカナダのレーシングブランド「サーヴェロ」の講習会&試乗会「cervelo BRAIN BIKE JAPAN」(サーヴェロ ブレイン バイク ジャパン)に参加しました~。
二日目はテストライド。
会場は千葉県成田市の下総フレンドリーパーク1.5km周回コース。
店長が乗った各モデルを寸評形式でインプレッションします。
S5
エアロロードの最上位モデル。
カッチリしてて出だし抜群!
見た目はボリュームありますが、高質カーボンを使ってそこそこ軽量。
剛性が高いのでホビーライダーなら短距離レース向け?
S3
カッコいいカラーリングはサーヴェロがスポンサーになっている女子プロチーム仕様。
S5ほどの剛性ではありませんが、乾いた感触が気持ち良く、スッと前に出ます。
速いレース向けですが上りもオッケー。
R5
軽量オールラウンドロードのハイエンド。
この上に「プロジェクト・カリフォルニア」と呼ばれるカリフォルニアの生産施設でつくられるRcaがありますが、事実上はこのR5がトップモデル。
持っても走っても軽く、知らずに乗ると出だしはふらつくほど。
上りは抜群。
高剛性なのでホビーライダーには短時間のヒルクライムに最適。
R3
Rシリーズの中堅モデル。
かつてのR3は「軽い~!」という印象がありましたが、最新型はバランスモデルになっています。
十分以上な剛性で進み、乗り心地も良好。
基本レース用ですがロングライドでもラクができそう。
R2
このグレー×オレンジのカラーリングが個人的に大のお気に入り。
乗り味はR3と遜色なし。
言われなければ、乗っただけではわからないレベル。
完成車だけの設定でフレームセット販売がないのが残念。
P2
TT(タイムトライアル)&トライアスロンモデルでもっとも買いやすいモデル。
乗った個体はサイズが小さすぎました……。
TTバイクはポジションが合っていないと苦行であることを痛感。
購入の際にはポジション出しが大事です。
サーヴェロのTT車は自然なハンドリングがウリで、そこは実感。
尖っていないTTマシンというありそうで意外にない存在。
R3 DISC
ディスクロードにも乗ってみました。
下回りがとくにガッチリ。
ディスクマウントを設置するためにフォークやチェーンステイの剛性を上げているためですが、スルーアクスルも影響していますね。
ノーマルのR3よりも剛性が高い印象でした。
気になるディスクブレーキの効きは、あえて抑えています。
真価を発揮するのは悪天候時でしょうか。
サーヴェロは廉価モデルをラインナップしない生粋のレーシングブランドだけあり、R2、(昨日乗った)S2、P2のレベルが高かったのが新たな発見でした。
正直、中級以上のモデルは価格が高いので、これら「2」が狙い目ですね~。
R2はフレーム販売が欲しいところ。
よろしければ。
お取り扱い可能です~。