7月2日(火)、3日(水)は臨時営業しております。
みなさまのご来店をお待ちしています。
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コンポーネント交換をご用命いただきました。
写真は交換後です。
新調したコンポーネントは、Campagnolo CHORUS 12S。
あのイタリアの「カンパニョーロ」、通称「カンパ」です。
フレームは2018モデルのLiv LANGMA ADVANCED 2。
元のコンポーネントは105 11速(5800)で、スプロケットとチェーンはアルテグラグレードへアップグレードしていました。
カンパニョーロのコンポーネントは、どの部分にもデザインに特徴があり、多くの方が「カッコいい」とおっしゃいます。
とくにカーボン製のクランクはインパクトがあると思います。
まさに自転車の「顔」と言えるのではないでしょうか。
フロントディレイラーとチェーンもCHORUS(コーラス)です。
リアディレイラーのデザインも「いかにもカンパ」といった雰囲気だと思います。
スプロケットはコーラス12速の11〜32Tです。
ロー34Tもラインナップされているのですが、オーナー様はシマノコンポご使用時からあえて32Tを選択されています。
これまでの11速から1速増えましたので、巡航中のギヤが1枚増えて漕ぎやすくなったという評価をオーナー様からいただきました。
ホイールはオーナー様が以前からご使用のジャイアント SLR 0。
フリーボディとエンドキャップはDT スイスのカンパニョーロ用に交換しました。
カンパニョーロでもうひとつとくに特徴的なのが、「ERGOPOWER(エルゴパワー)」と名付けられているデュアルコントロールレバーです。
レバーの数と機能がシマノとは異なります。
ブレーキレバーはブレーキをかけるだけに使います。
ブレーキレバーの内側にあるレバーは、チェーンを大きなギヤへ変速するときに使います。
たとえば右のレバーなら、後ろのギヤを軽くするレバーです。
シマノでこの位置にあるレバーは、チェーンを小さなギヤへ変速する(右のレバーなら後ろのギヤを重くする)ときに使うので、カンパニョーロは逆の動きをすると言えます。
ブラケットが小ぶりなのもエルゴパワーの特徴です。
オーナー様も扱いやすさを実感されていました。
エルゴパワーは、ブラケットの内側にもうひとつ親指で押すレバーもついています。
これは、チェーンを小さなギヤへ変速するときに使います。
写真の左レバーなら、フロントをインナーへ変速するとき、ここを押します。
右レバーなら、後ろのギヤを重くするときに使います。
3つのレバーにそれぞれ「ブレーキ」「大ギヤへ」「小ギヤへ」と機能が割り振られているため、「1レバーに1機能」という意味合いで「One lever one action(ワンレバーワンアクション)」とカンパニョーロは言っています。
ブレーキは、アーチが肉抜きされたデザインの「スケルトン」タイプです。
肉抜き部分がしなる感じで、「ギュイーン」と効いてコントロール性に優れていると思います(これは個人の印象です)。
コーラスのブレーキは、シマノのブレーキシューに合ったシューホルダーがついているので、ジャイアントのカーボンリム用純正ブレーキシューが使える点がメリットです。
左クランクはこんな感じ。
BBカップはカンパニョーロのプレスフィット86用を使用しています。
オーナー様は、急坂や長い上りを含むロングライドや輪行などを楽しまれており、「思い立ったら出かけたい」ということで充電切れの心配がない機械式変速で、構造がシンプルなリムブレーキがご希望でした。
しかし、現在のシマノのラインナップでは、これに合致するのはティアグラ以下になってしまい、ご希望に沿えませんでした。
そこで「一度使ってみたかった」とおっしゃるカンパニョーロをご提案。
今回のコンポーネント交換となりました。
カンパニョーロとLivの組み合わせはなかなか貴重だと思います。
先日、3代目Langma Advancedシリーズが発売されましたが、今回ベースとなった自転車(フレームとフォーク)は2017年秋に初代LANGMAが登場した直後にご購入いただいたものです。
この初代LANGMAもコンポーネントのグレードアップにより、思い入れの詰まった唯一無二の存在になりました。
コンポーネント交換にご興味あればお声がけください。
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